わいわい塾

開催レポート

2012年4月 カゴメ(株)

2012/04/20

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今回は、「飛び出せわいわい塾」ということで、カゴメ株式会社九州支店で開催しました!

 

営業推進課の坂本卓哉課長。
トマトがドット柄状にプリントされたネクタイをしめていらっしゃいました。


 

  

☆カゴメとは・・・

1899年 創業者の蟹江一太郎氏が西洋野菜の栽培に着手
1903年 最初のトマトソースの製造に着手
1914年 愛知トマトソース製造合資会社を設立

 

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参加者からもお尋ねがあった「カゴメ」という社名の由来は・・・
商標登録した野菜を入れるカゴの目の形(カゴメ印)が浸透したため、1963年に社名を改称したそうです。

 

☆トマトのお話

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 北九州の響灘菜園で栽培している生食用トマト

 

 

日本の緑黄色野菜消費量の約1割をカゴメが供給しています。
総合研究所で管理している7,500種以上のトマトの種からジュース用トマトの理想形「凛々子」が生まれました。

ジュース用の赤系トマトには生食用よりリコピンが多く、リコピンは人間の体内でいろいろな働きをすると考えられています。
アルコールの代謝促進、美白作用、シワ予防など研究されている効用は多岐にわたります~というお話に、
参加者も興味しんしんです!

 

☆トマトジュース試飲タイム

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まず、ご自慢のトマトジュースを試飲しました。
通常タイプと食塩無添加タイプを飲み比べ。
「ずっと前に飲んだ時に比べて、今はこんなにおいしくなっているんですね~」
などの感想が聞かれました。

 

☆野菜について

 野菜の色がいろいろあるのは、次の理由のため

  • 生きるため (クロロフィルを使った光合成により生長に役立てる) 
  • 子孫を残すため(果実や花の多彩な色は、虫や鳥の注意をひきつける)
  • 身を守るため(抗酸化物質を蓄積し、体内の活性酵素を効率よく消去) 

40歳を境に抗酸化力が急速に下降するグラフが映しだされ、参加者一同ぐっと注目しました。

 

☆野菜飲料試飲タイム

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  そこで、野菜飲料の試飲です!
「野菜生活」3種(含有野菜の色別の効用を教えていただきました)、「野菜一日これ一杯」の計4種。


コップに少しずつついで飲み比べしました。
一度にこんなに色々な飲料を試飲する機会はなかなかありませんよね。

 

☆植物性バランスと植物性乳酸菌のお話   

日本人の野菜消費量は戦前に比べ徐々に減少しているそうです。
野菜パワーを取り込むために毎日欠かさずに・・・が大事ですが、1日に必要な野菜350gをとれない日もありますよね。

それを補うため、また、加工した野菜のほうが消化吸収がよいとのことですので、野菜飲料やトマトソース等を上手に取り入れていきたいですね。

 

☆「ラブレ」と「カラダNEXT」2種を試飲しました

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・野菜だけ、乳だけでは実現できない、理想に近い三大栄養バランスを実現し、砂糖不使用なのに飲みやすい「カラダNEXT」    

・植物性乳酸菌ラブレ菌は、動物性乳酸菌よりも、生きて腸まで届き、さらに腸で生きぬく力が強い!乳酸菌飲料「ラブレ」

 

 

☆九州支店オリジナルの取組み

長崎のカマボコ業者さん等とタイアップして『ちゃポリタン』 (ちゃんぽん麺で作ったナポリタン:ケチャップ使用) を作ったり、カゴメ&JA全農ふくれん主催の創作料理コンテスト「トマ-1グランプリ」を開催し、優勝した『博多のトマト焼きラーメン』 (カゴメ基本のトマトソース使用) を提案したり・・・。

商品を販売するだけでなく、地域でできることをやっていきたいので、皆さんのご意見も是非お寄せいただきたいです!!と締めくくられました。

 67tyapori.jpg.jpg67yakiramen.JPGのサムネール画像 

 

 

 

 

 

 

 

「ちゃポリタン」のレシピと「博多のトマト焼きラーメン」のレシピです。

 

☆参加者に配布されたわかりやすい資料・たーくさんのお土産

 

67siryou.JPG会社概要、「トマトジュースおいしい手づくり物語」、「野菜ってすごい!」
改めて、野菜をちゃんと摂らないと!!という気になりました。

 

 

 

 

 

 

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また、たくさんのお土産をいただきました!

加熱不要でそのままご飯やそうめんにかけるだけ~というエコ商品もありました。

 

 

 

 

参加者と企業の意見交換とアンケートの声(一部)

野菜を生食するのとジュース飲料などの加工品として摂ることの違いは?

例えば、トマトジュース1缶には3個分のトマトが含まれており、ジュース飲料などの加工品のほうが手軽に摂りやすく、加工品は消化吸収がよい。また、生食用と加工用のトマトは品種が異なっており、加工用の赤系トマトのほうがリコピン含有量が多いため赤味が強い。

トマトジュース缶はすべて国産のトマトから製造とのことだが、ペットボトルは?

安定供給のために、ペットボトルの原料に同じ品種のトルコ、アメリカ、日本、スペイン産等を使用しています。

ジュースの表示に「還元」とあるのは?

遠心分離等により濃縮したものを、元の状態に戻して製品にしたもの。輸送の効率化や、なるべく風味をおとさないように殺菌のための加熱を最小限にするため。

感想(一部)

  •  野菜ジュースの原材料へのこだわりが、今後安心して購入することに繋がりそう。
  • ジュース類は必ず添加物が入っていると思っていましたが、“カゴメ”の製品は無添加ということを初めて知りました。これからは安心して使おうと思います。
  •  トマトジュース1本(900gペットボトル)でトマト14個には驚きました。
  • 美味しく健康によいと確信しました。
  • (リコピンに)メタボ予防以外にも、美白パワーやコラーゲン量増加についての研究発表があることを初めて知りました。もっと積極的に摂取するべきだと思いました。
  •  カゴメトマトジュース(食塩無添加)は、いいお値段の某トマトジュースと変わらぬ美味しさなのに、価格が安いのでビックリしました。
  •  1日に野菜を350gとるのは大変ですが、今日試飲した各種のジュースをいただいたらいいかもしれませんね。
  •  トマトの種類があんなにあるとは驚きました。
  •  少人数の家族では、トマトケチャップとトマトソースを別々に使うと残ってしまうため、それぞれの中間的なものがあると嬉しいです。
  •  それぞれの野菜の効用など、盛りだくさんに聞くことができてよかったです。
  •  リコピン、食物繊維の必要性を改めて感じました。ジュースだと気軽にいただけるので飲もうと思いました。
  •  世界の中で、日本のトマト消費量が少ないことにビックリしました。
  •  植物性乳酸菌の意味がはじめて良くわかりました。
  •  カゴメ商品を使った新メニューのコラボをされていること、地域おこしに目をつけていることは素晴らしいと思います。
  •  「カラダNEXT」は忙しい朝の朝食代わりに・・・85kcalはご飯軽く1杯くらいかな。
企業情報

カゴメ株式会社
九州支店
福岡市中央区舞鶴3-8-24
℡ 092-761-1162