わいわい塾

開催レポート

都市再生機構

2005/04/20

 

 

 

これまでの歴史

5都市再生機構1jpg都市部の人口増加にともなう住宅不足のため、中堅所得者に良質な住宅を供給する目的で、昭和30年に日本住宅公団設立。その後統合等を経ながら昭和56年~平成11年まで住宅・都市整備公団、平成16年まで都市基盤整備公団として住宅供給などを行い、平成16年から都市再生機構としてスタート。現在賃貸住宅を全国で約77万戸、九州は約5万戸管理している。独立行政法人となり、中期計画を策定し業務を実施、業績評価と外部監査を導入するなど経営の自律性、透明性、効率性の向上を第一に組織運営に取組む企業となった。
  
 

「UR賃貸住宅」のメリット

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「公団住宅」から名前を変えた「UR賃貸住宅」のメリットは、
①先着順受付(空家)②敷金(3ヶ月分)以外の礼金・更新料が不要
③単身者から大型ファミリー向けまで多様な間取り
④鉄筋、鉄骨・鉄筋コンクリート造で住まいも安心規格
⑤保証人がいらない⑥社宅利用も可能(一部)
⑦申込本人が現住所に住んでいながら、18才以上の方1人を含む親族を住まわせるために申込みができる複数戸貸制度(一部)がある。
それに加え、親族以外の単身者同士で同居できるハウスシェアリング制度(一部)、生活の本拠以外の住宅として居住できるセカンドハウス利用制度(一部)を導入するなど、入居者のニーズに合わせて進化している。住宅の管理がしっかりしているのも大きな特徴。
 
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また、高齢者の方が安心して生活できる住まいづくりや、「アーベインビオ春日」のような環境共生型のまちづくりなどにも力を注いでいる。 
なお高齢者の暮らしをサポートする施設などが併設され、多様な世代が都心の生活を楽しむことができる「アーベイン薬院大通駅前」の募集が7月に予定されている。是非一度見学してほしい。
  
 
 

参加者と企業の意見交換

Q&A

Q.高齢者は入居できるか。 
A.どの賃貸物件も年齢制限はなく、高齢者向けの賃貸住宅もある。 
 
Q.ペットといっしょに住みたいが。 
A.通常の賃貸物件では住めない。しかしながら、九州管内では実績はないが、現在機構全体ではペット共生住宅の実績はあり、九州でも今後の検討課題としている。
 
Q.現在住んでいてとても満足している。ただ残念だったのは、契約前に空室を複数見て比較検討できなかったこと。
遠方からわざわざ見に来たのに見せてもらえないのはどうだろうか。 
A.現在のところ、申し込み後の内覧は1戸のみとし、不満があればキャンセルできることとしている。内覧住宅を一度に複数みたいというお客様の声はある。全国レベルの話でもあるので本社にもあらためて上げたい。今後ともお客様からの声については、充分検討し今後よりよいサービスを提供できるよう努力していきたい。 
 

感想 

  • シェアリングや高齢者用住宅、環境への取組みに興味を持ちました。薬院は見学に行ってみたいです。 
  •  昔の公団からだいぶ改善され、企業として今の世代に合った努力をされていることがわかりました。アーベインの前をいつも通りますが、明るくて住みやすそうなイメージですね。 
 
 
企業情報

独立行政法人都市再生機構 九州支社 
〒810-8610 福岡県福岡市中央区長浜2-2-4
TEL 092-771-4111 (代)