「新だし」のこだわりを探る!名島屋さんインタビュー

2015/05/12

「新だし」について インタビュー

日本食に関心が集まっている今、その日本食の要の『だし』を国産の原材料使用・無添加のだしパックとして商品を製造・販売しておられる井口食品名島屋通販部の井口店長に、あれこれをお聞しました。

Q1 無添加の「新だし」を製品化した経緯を教えてください。

A 名島屋の製品についてお問い合わせの中で、塩分、特にNa含量についての問い合わせ を受けることがあります。(高血圧や腎臓病への対応)

併せて、パック入りのだしは塩分が入っているものばかりで利用できず、かといって自分でだしをとる手間がなかなかかけられないという話もお聞きしています。

本来、調味をしていないものが「だし」という認識をしていましたので、微量の塩分でも入れることで純粋な「だし」ではなくなるという思いや、調味料は家族や自身の体調等に合せて入れることがベターとの考えで、塩分や添加物を入れていない「だし」で使いやすい形態のものとして、通販の「新だし」を開発しました。

和食は、素材の味を重視していますし、調味は薄味が健康維持に大切なことであると思っています。そのためには、素材の味を引き出す「だし」の旨味等が必要なため、無添加にこだわりました。

 

 

Q2 パック詰めの形態にした理由は何ですか?

A だしの形態には粉末、顆粒状等いろいろな形状があります。

顆粒状の物は、顆粒にするための添加物が必要になります。そこで、原材料を粉砕しそのままをパックに詰めることで無添加を実現させました。

 

Q3 パックの容器について説明していただけますか?

A パックの容器も無漂白です。以前は、コーヒーフィルター等でも真っ白のものが当たり前で、茶色のものは「なぜ茶色なの」というご意見等もありました。漂白を施していない状態のパック容器を使用することで、無添加を実現しています。

 

Q4 「新だし」にはどのような利用の仕方がありますか。

A 例えば、煮物を難しいと思っておられる若い方などへ 

  根菜類は、だしで煮るだけで十分に美味しくなります。根菜類は身体も温まりますし、残ったものは、次の日にも食することもできます。

 

Q5 名島屋の製品の強みは何ですか?

A 材料として鰹節やうるめいわし、昆布等に加えて、もろみを乾燥したものを入れています。粉砕によって、効率的に天然のうまみを引き出せることを九大の発酵学の研究室で確認をしていただいています。

 

Q6 原材料について説明をお願いします。 

A うるめいわし、鰹節、昆布など原材料については、産地を限定し国産にこだわっています。 うるめいわしは、生臭さをとるために工場で工程を増やすなど、ひと手間かけて加工に留意してます。

また、パックを破って中身を直接材料と煮込んだり、だしを取った後の粉末に味付けをしてふりかけにしたりするなど、最後まで利用することができます。

 

 

Q7 消費者に伝えたいことはなんですか?

A 和食が世界無形文化遺産に登録されたこともありますが、素材の味を重視している和食の良さや本当の食材の味を小さな時から親しんでいただきたいと思います。 料理の利便性を確保しつつ、味を引き出す「新だし」の良さを体験していただきたいと思っています。