『ビスネットの昼休みへようこそ♪』第四回パジャマ(最終回)

2020/11/10

こんにちは。「ビスネットの昼休みへようこそ♪」パジャマ編もいよいよ最終回。どうぞ最後までお付き合いください。

 

ここまで、パジャマを着て寝る人が減っていること、そしてその原因と思われる私たちの生活の変化について考えてきました。そんななか気に入るパジャマが見つからないという理由でパジャマを着なくなってしまったDさん。そのDさんの求める肌ざわりのよい「綿 100%」のパジャマを探して、意気揚々とパジャマ売り場にやってきたパクチー。付け焼刃の事前学習にもかかわらず、肌ざわりのよい 「綿100%」といえば、「スムース?天竺?すぐに見つかるでしょ」 と気楽に考えていましたが…、思うとおりにことは運ばす…

(理由1)パジャマの品ぞろえが少ない…。 モール内のスーパーには、着脱しやすさに重点を置いた高齢者仕様のパジャマやファンシーなデザインのヤングなパジャマはちょこちょこおいてありますが、それ以外はほんのちょっぴり。加えて、素材については、ポリエステルばかりで「綿100%」は見つからず。アウトレットモールにあるインナーメーカーのお店でも、パジャマは 最奥の棚の下段にひっそりと置かれている程度。がっかり…。

近場のお店はあきらめて、百貨店に行ってみたところ…百貨店はやはり品ぞろえが豊富。一つの区画が「ナイティ売り場」で「綿1 00%」のパジャマもたくさんあります。ところが…

(理由2)商品タグには、布の織り方、編み方が表示されてない! 同じ綿でも織り方、編み方によって肌ざわりが大きく異なるため、Dさんが探している布を探すためには、その情報が必要と思っていましたが…そんな情報どこにも書いていなかった(涙)

確かに、店員さんに聞いたり、ネットで調べたりすることでわかる場合もあるでしょう。けれど、普段買い物するときにそこまでする人は 少数派。着用して初めて「これ肌ざわりいいね」ということになって、 商品タグを見てみるというのがせいぜいのところなのではないでしょうか。けれど、そのタグに書いてあるのは「綿100%」だけなのです。それもそのはず、表示について定めた家庭用品品質表示法では、 布の素材や組成の表示は義務づけていますが、織り、編みは関係なし。 Dさんは気に入っていたパジャマについて「綿100%」ということ以上はわからないと言ってましたが、それも当然だってことがわかりました。

 というわけで、Dさんの求める肌ざわりのよいパジャマ探しは暗礁に乗り上げました…。

でも、諦めるのはまだ早い。いいものを見つけちゃいましたよ♪それはネットショップ。パジャマの品ぞろえに満足できないパジャマ党を救うべく、素材やデザインにこだわったパジャマ専門のネットショップがあるんです。そこでは、見本生地を無料で送ってくれてい ます。早速注文し、「綿100%」のさまざまな布の肌ざわりを確かめてみました。サテン、スムース、天竺、うーん、どれもいい感じ。 いくつか触ってみましたが…、結局Dさんの探しているものはわかりませんでした。やはり本当に気にいっていた布を探すためには、 織り方だけではなく、綿そのものの情報がないと無理なんですね。 布の世界は奥が深い。

 

4回にわたってパジャマについて考えてきたこのコラム。最初は 「パジャマ着てるんですか?!」と驚いていた私ですが、今ではすっかりパジャマ通。「眠りが浅い」とこぼす友人に「パジャマを着ると眠りにいいらしいよ」と講釈をたれるくらいです。

  そして、ついにパジャマ買っちゃいました♪買ったのは、少ししっとりして、ふわっとした肌ざわりのもの(ちなみに編み方はエイトロック)。デザイン的にダボダボしているわけではないのに、ズボンはゆるっとしていてストレスフリー。着てみて感じるのは、やっぱりパジャマは快適ってこと♪

1日のうち、3分の1は寝ている時間。寝巻は、そのときに着用する大事な衣服です。しっかり休養をとり、よい朝を迎えるためにも、 もう一度パジャマを見直してみませんか?