『ビスネットの昼休みへようこそ♪』第三回パジャマ⑶

2020/10/14

こんにちは。パクチーです。
パジャマトークも3回目。掘り下げがいのあるテーマで、まだ終わ
りません。今回は、パジャマの生地に注目してみました。
ぜひ、おつきあいください。

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さて、前回は「どうしてみんなパジャマ買わなくなったの?」とい
うことに対するビスネットの面々の回答をご紹介しましたが、今
回もその続き。
「気に入るパジャマがないから、買わなくなった」というDさん。
Dさんのパジャマに対するこだわり。何だったのか聞いてみまし
た。その答えは「肌ざわり」。
肌ざわりが気に入るものを見つけられず、ほかのもので代用して
済ますようになってしまったとのこと。
えー!今まで、見た目重視、デザインでパジャマを選んだことしか
ない私には衝撃的な答えでした。ところが、冬はパジャマ派に転向
するというAさんも「わかる~。肌ざわりは大事、大事~♡」と
二人で盛り上がっています。

たしかに、ワコールのウェブサイト*では、パジャマの選びのポイ
ントとして
1.ここちよい肌ざわりであること
2.暑さ、寒さの不快感がないこと
3.からだが動かしやすいこと
4.毎日洗ってもしっかり丈夫なこと
の4つをあげています。うーん、「肌ざわり」って大事なんですね。


以前買ったパジャマの肌ざわりをとても気に入っていたDさん。
その後それと同じようなものを探しても見つからないといいます。
そこで気になるそのパジャマの素材。なんだったのか聞いてみる
と、「綿。でもそれ以上は商品タグをとってないから、わからない」
との答え!
そんなにこだわってるのに、わからないなんて!オーマイガー!
 
でも、謎があると、知りたくなるのが人情です。というわけで、探偵
気分で聞き取り開始!
「それはフワフワもこもこでしたか?」
「違う。フワフワしてない。もっと薄いやつ」肌ざわりの良さといえ
ば、若い子に人気のフワフワもこもこなんだけどな…。Dさんが探
しているのは、そういうのじゃないのね…
あと、肌ざわりがよいものといって思いつくのは…
「それはガーゼじゃなかったですか?」
「違う。ガーゼじゃない」きっぱり言われてしまいました。
Dさんが気に入っていたのは、綿で作られたもので、ガーゼでは
なく、肌ざわりがよい普通の布のようです。けれど、肌ざわりに着
目して、衣服を選んだことのない私は、これ以上の質問は出来ず…
撃沈です。

「ならば、お調べいたしましょう」ということで、パジャマの生地
について、勉強してみました♪

パジャマの素材は、自然繊維だと綿、麻、絹、化学繊維だとポリエ
ステルが代表的です。自然素材が吸水、吸湿性にすぐれている一方
で、化学繊維のポリエステルは、そこがいまひとつ…
人は、寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われていて、パ
ジャマにはその汗をきちんと吸ってくれることが望まれます。パ
ジャマがきちんと汗を吸ってくれないと、ムレを感じて、眠りにも
影響してしまうそう。そのため、本当は、ポリエステルはあまりパ
ジャマ向きではないといわれています…。ただ、そこを改良した吸
汗速乾のポリエステルも出てきていて、おまけにリーズナブル。現
在では、ポリエステルもパジャマに多用されています。

自然素材3つのなかでは、麻は吸水、吸湿性に加えて、放湿性がよ
いため、さらっとしていて夏の寝巻に最適。絹は吸湿性、放湿性に
加えて、保湿性もよく、夏涼しく、冬温かい素材。ところが、お手
入れが難しく、値段もお高い。
そこにいくと、じゃぶじゃぶ洗えて、お値段も手ごろな綿はパジャ
マ素材としては最強というところでしょうか。

ところが、素材が確定しても、それだけでは、肌ざわりはわかりま
せん。それは、織り方、編み方によって、風合いが全く違ってくる
から。
 布には織物と編み物がありますが、例えばパジャマでよく使われ
る織物の「ガーゼ」と「サテン」。両方とも、同じ綿素材であっても、
「ガーゼ」はふわっとしていますし、「サテン」はつるつるすべすべ
しています。(ちなみに、「ガーゼ」といえば綿のイメージですが、絹
ガーゼもありますし、「サテン」も絹だけではなく、綿サテンもあり
ます)
 同様に編み物では、Tシャツ地でよく使われる「天竺」(2枚重ね
て温かくした「接結天竺」もある)、タオルのように表面にループが
ある「パイル」、起毛させて柔らかくした「ネル」、カットソーなどに
使われる「スムース」などがパジャマではよく使われていますが、風
合い、肌ざわりはそれぞれ。
 
結局、素材×織り方・編み方の組み合わせがわからないと、肌ざわ
りのよい生地の目星は付けられないようです。
 それに加えて、綿でいえば長繊維、短繊維という長さによる違い
(長い方が高品質)、「インド綿」、「エジプト綿」「新疆綿」などの産
地による違い(産地によるブランド化も進んでいる)、「オーガニック
コットン」のような栽培方法による違いなどによっても、綿の品質は
変わり、その肌ざわりに影響するそうです。

裁縫好きで布地に詳しい人は、そんなの当たり前かもしれません
が、着ている服が何でできているのか全く把握していない私にと
っては、ここまで知れば、もうおなかいっぱい…。すっかり賢くな
った気分です。
さあ、この勢いで、肌ざわりのよいパジャマの生地を特定しちゃい
ましょう♪ということで、パジャマ売り場にGO!

「お探しのパジャマはこれですね」って、自慢げに週明けの昼休み
にDさんに言ってる自分の姿を思いうかべつつ、やってきました
パジャマ売り場…
あれ?でも、なんだか思っていたのと違うような……
というわけで、続きは、また次回。

*ワコールRELAX&SLEEP パジャマ選び4つのポイント
https://www.wacoal.jp/pw/pajama/point.html