オトナのアソビ場コラム

私の意見『私のファッション考』

2015年10月20日

原稿執筆:消費生活アドバイザ 久留 百合子

1. ファッション、こんなところに気を付けて

春になると、ショウーウインドーの飾り付けも華やかになり、また街を歩く人たちも色とりどりの服装でとてもウキウキした気持ちになります。また、店にはこんなに買う人がいるのだろうかと思うほどの服、靴、バッグ、アクセサリーが並んでいます。
決して流行を否定するわけではありませんが、街行く人のファッションを見ていて思うのは、まず、「自分に似合うかどうか」「ファッションが街、その場の雰囲気に合っているか」ということを考えて、服やバッグを選んでいるのかなということです。

 

atuzoko.gif一昨年、あっという間に出ては消えた“厚底靴”、あれは一体何だったのでしょうか。あの厚底靴、履いていて女性がきれいに見えたでしょうか。素敵に見えたでしょうか。
私には“女性の虚勢”としか見えませんでした。少しでも大きく見えるよう、高い所から見下ろしたい願望。でも現実にこのファッションは危険で心地よくなかったのでしょうね。

 

猫も杓子も“リュック”、という時もありましたよね。リュックってどの服にも合うと思いますか?パンツやスポーティーな服装には、軽快で両手もあくので便利でいいでしょうが、ワンピースやスーツに合うでしょうか。

 

ファッションにおいて、流行や新しいことにトライする気持ちは大切です。でも、ある物がだれにでも似合う、どのような場面にもピタッとくるというものではないはずです。まず、「己を知る」ということ。私は赤が好き、私は背が低い、私は活発に動く方、私の生活は現在仕事中心、などなど…“自分”というものがあるはずです。であれば、厚底が流行っているからといって厚底靴を買うか、キャミソールが流行だからと皆キャミソール?そうはならないはずです。

また、場所、雰囲気も考えてファッションを選んでほしいと思います。社会で生きている以上、自分だけ悦に入っていればいいというものでもないでしょう。街中であまりにも肌を露出した服装は不快です。人の目を意識することも大切なのでは?

 

これから、少々長く生きている者として、また外に出ることが多く、たくさん人に会う仕事をしてきた者として、“ファッション、こんなところに気を付けて”を語ってみたいと思います。

 

2.スカート丈 

スカート丈が合っていない人が目に付きます。若い子の下着が見えそうなミニは論外。これは“品”の問題です。そうではなく特に気になるのが中年の女性。今年は長めが流行るというと皆長めのスカート。本当に似合ってますか?
 
skirt.gif私は身長が低いので、長いスカートは履きません。お店の人が「今年は長めのスカートが流行りで」と言っても、自分に合った丈、ベルト芯下何センチとほぼ決めているので変えません。

ちょっと酷な言い方ですが、足が太いから、足がきれいではないから長めのものを履くというのは違うと思います。自分に合った、バランス良く見える長さのスカートを履くために、足をきれいにする、足の手入れもきちっとするのがいいのではないでしょうか。

若い人で、決して足が太いわけではなく、むしろ細いのに美しくない足の持ち主が多いような気がします。これは、健康的ではない足というのか、鍛えていない足なのか、またO脚も目立ちます。年齢が高い女性でも、ゴルフをしている人の足は締まっていてきれいですね。よく歩くからでしょう。
仕事をしたり、快活に行動する時は、膝がぎりぎり隠れるぐらいか、ちょっと膝上でもいいと思います。このくらいの長さが、私は足がとてもきれいに見え、快活な女性のイメージになると思います。
そして、スカートから見える足がよりきれいに見えるよう、足を鍛える、また足のお手入れをしましょう。

 

3.TPOに合わせた服装を

最近、企業の制服廃止をするところが多くなってきましたが、服装を本人まかせにすることに危惧を感じている所もあるようです。

    

mati.gifその場に合った服装とは、簡単なようで、意外に難しいものです。

まず、仕事の場合は、制服に着替えるのであっても、すなわち通勤の時だけであっても、何でもいいということではないと思います。
やはり通勤には通勤の服装、“仕事に行くぞ”という意気込みが感じられる服装が良いと思います。ぞろっとしたスリップみたいな服にミュールで“パスパス”通勤なんて、仕事する気分になりますか。
もし、仕事が終わって、デートやコンサートなんて時は、着替えを持っていくぐらいの切り替えがほしいですね。

 

いくら流行だといっても、TPOに合っていないおかしなファッションには、もっと親や大人たちが“おかしいよ”と言いましょう。保守的になるのではなく、周りを不快にさせるような、その場にそぐわないファッションにならないよう注意しましょう。

 

4. ストッキングの色

asi.gif最近“生足”の若い人をよく見かけます。きれいに手入れされた足でも、旅行や遊びの場面ではいいのですが、通勤と思しき格好、カジュアルではない服装の時、“手抜き”(足抜き?)と思ってしまいます。
厚い夏の日のストッキングは辛いものがありますが、仕事場での“生足”はやはり見苦しい。パンツならまだ大半隠れているので許せますが。

ストッキングの色も気をつけましょう。
春先に多いのですが、せっかく春らしい服装に変えたのに、ストッキングがやたら濃い色のままの人がいます。色だけではなく、素材が厚かったり。
 

色も当然、服の色と合わせること。毎回カラーストッキングというわけにはいかないでしょうが、ひとつの目安として、自分の目を落とした時、服、ストッキング、靴に違和感がないこと。ストッキングが目に飛び込んでくるような色はダメです。無難なのは、肌色、薄いベージュでしょうが、それではあまりおもしろくありませんね。たとえば黒っぽい服の時は、透明感ある薄い黒のストッキングは足をとてもきれいに見せます。 
ファッションの仕上げは、靴を履いて全身を鏡に映して見てといいますが、日本の住宅事情ではなかなかそこまでは難しいものがあります。せめてストッキングを履いて全身のバランスを見るところまではいたしましょうね。

 

5. 私の意見

いくつになってもきれいで若々しい人を見ていると、“人の目を気にする”というのではなく“人から見られている”という意識を持つことではないかと思います。良い意味での適度の緊張感を持つこと、これがおしゃれの秘訣かもしれませんね。 

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