オトナのアソビ場コラム

あなたはどんなホテルを選びますか?

2017年06月09日

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原稿執筆者:消費生活アドバイザー ホテル大好きウーマン

 


旅行にもいろいろ目的があって、宿泊施設はあまり気にしないという方もいらっしゃるかもしれませんが、プライベートなリフレッシュを目的とした旅行であれば、やはり宿は重要です。
このところ、ネットでの情報が充実しているので、設備や値段などではそう失敗することはなくなりましたが、自分が期待していたとおりかそれ以上の宿を見つけるのは容易なことではありません。
ここ半年ぐらいの間にいくつかのホテルに泊まって感じたことを書いてみます。

 

ビジネスで利用した東京のホテル

まず、5月に泊まったのは、仕事で行った東京のホテルです。
ここは、旅行社に知っている人がいたので、条件を言ってホテルのみを取ってもらいました。


ホテル自体はそう悪くはなかったのですが、場所の選択を間違えました。
というのも、2日間会合のある場所の近くということにこだわって探したため、距離は近かったのですが、交通機関の乗り換えを要するホテルを取ってしまい、結局は、乗り換えの面倒さや、所要時間の計算などを考えると失敗したなと思いました。それよりも、多少距離は離れていても、東京などの電車や地下鉄が網羅されている所では、乗り換えなしの1本で行き来できる所を選ぶべきでした。


それともうひとつ、ビジネスホテルの中では、いい方のホテルだったのですが、部屋に入ったとたん、タバコの匂いがたまりませんでした。最近では、禁煙フロアや禁煙の部屋が指定できる所もあるようですので、予約の時、この点を確認した方がいいですね。
狭い部屋なので、タバコの匂いが染み付いている感じで、大変不快で、このホテルの印象はグレイドよりも低いものになってしまいました。 

 

すばらしい食事と景色 琴海パサージュ

次は、6月に泊まった長崎は琴海町の琴海パサージュ。
このホテルは今回で3度目です。泊まるたびに印象が良くなります。


まずこのホテルに泊まる目的は食事です。フランス料理が実に素晴らしいのです。
我が家は洋食系が好きでいろいろな所に食べに行きますが、ここの料理は、味、器、見た目、新規性、サービスなどなどトータルで最高です。



これまでの2回は、部屋から海が少ししか見えず、少し物足らなかったのですが、今回の部屋は大村湾が窓全面に広がり、景色でこんなにホテルの印象が変わるのかとびっくりしました。

 

特集ホテルラベンダー.gif



このホテルのもうひとつ好きな所は、庭が広いこと。ハーブ園があったり、びわやグミがなっていたり、散歩できる庭が海とホテルの間に広がっているので、ホテル内でゆっくり過ごすことができます。

 

 

ホテル予約の不思議

今回、ネットで空きを調べるとダメだったのですが、ひょっとして旅行社が押さえているのではないかと思い、知っている旅行社に尋ねると、そこはダメだったのですが、他の旅行社が押さえているのを取ってくれました。その時は、部屋の指定ができないということで、たまたま良い部屋にあたったから良かったのですが、景色の良い部屋を取るにはどうしたらいいのか、今のところ分かりません。

ホテルにもよるのでしょうが、ホテルの取り方ってネットがいいのか、旅行社がいいのか未だによく分かりません。

 

リゾートホテルに期待するもの 

9月に行った、上高地、穂高のホテル2つ。

上高地で泊まったホテルは、従業員のあいさつや対応がきびきびと気持ちの良いいいホテルでした。
何といってもこのあたりは、1年のうち4月から11月までしかオープンしていないので、値段は高い方でしょう。


今回ラッキーなことに、チェクインが早かったこともあってか、通常料金のままで、2万円ほど高い角部屋にあたり、それは明るく、景色の良い部屋に大満足。時にはこのような幸運もあるのですね。

しかし、洋食の夕食は普通。パンが冷たいのにはがっかりでした。食事は、ガイドブックにも載っていたとおり、翌日の昼に食べた近くのホテルの洋食の方が断然おいしかったです。


もう一泊した穂高のホテルは、失敗。見かけは山小屋風で良かったのですが、団体向けのホテルのようで、私たちのような年配の個人客用のホテルではありませんでした。


食事も普通の珍しくないものばかり。夜は団体客のカラオケの音は耳を塞ぎたくなるほど。ホテルから少し離れた所に作られた露天風呂は、ミニケーブルで下りて行くという懲りようなのに、お風呂は古く、汚く、洗い場の設備もありません。

フロントの応対も団体客向けなのか、機械的な対応。そんなに安いホテルではなかったのですが、どのようにしてこのようなホテルを見分ければいいのでしょうか。


それぞれ消費者によってホテルに求めるものは違うのでしょうが、特にリゾートの場合は雰囲気や食事など期待が大きいだけに、外れた時の落胆は相当なものです。やはり旅行社の一覧になっているパンフレットはあてにはなりませんね。

 

評判のホテルに泊まってみました

次は10月に泊まった、洞爺湖ウインザーホテル。

ここは前から評判を聞いていて泊まりたいと思っていたホテルでした。
さすがに評判どおり。景色と雰囲気は抜群です。

設備やレストランなどはHPで調べていただければ分かると思うのですが、私が一番感激したのは、従業員のレベルの高さと、そして、なぜか、お客が静かであること。

 

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これは、いっしょに行った夫とも「なぜだろう」と話したのですが、ひとつ思い当たるのは、朝から、一面に広がる洞爺湖の景色をバックにしたロビーでハープの生演奏をしていたのが関係しているのではないかということです。
立ち止まって聞く人、小声で話しながら通り過ぎる人、いろいろですが、大声で話をしたり、物音を立てる人がいないのです。雰囲気はこうして作られるのかと思いました。

このホテルの売りは、ミシェル・ブラスのフランス料理レストランとも言われています。確かにパフォーマンスも器も料理の素材も素晴らしいものでしたが、さて、値段から考えると、一晩の食事にここまでの価格を払うかどうかは、私の価値観の中では少々アンバランスでした、というのが感想です。

正直、ここまで出さなくても、雰囲気も素材もおいしさも勝るレストランはあると思いました。

 

まるでスペインの田舎家のよう ボスコ 

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ここはこの秋、これまでのホテルに加えて敷地にひとつひとつ別棟になった部屋が4つ追加になった、大分県九重飯田高原のボスコ(以前はアルベルゴ・ボスコと言っていました)です。

新しく出来た方は、4名まで泊まれるなかなか洒落た調度品が入った部屋で、ちょっとゆったりした温泉のお風呂も付いています。

ひとつひとつに小さな庭が付いており、いい季節にはサンデッキを持ち出して、涌蓋山を眺めてのんびりするのもよさそうです。

料理も以前からオーベルジュというだけあって、とてもおいしかったのですが、今回、レストランは別棟で広くなり、器も一新され、それは満足度の高い素晴らしい料理でした。

スペインの田舎町にある小さな村のような雰囲気で、こぢんまりとした、気の張らない居心地の良いホテルです。 

 

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いろいろ書いてきましたが、初めにも書いたように、ホテルに対する思い、目的は人それぞれ。

高いホテルがすべていいわけでもないし、自分が過ごしたいその時の気持ちにいかにぴったりとしたホテルを探すか、なるべく泊まった人の話を詳しく聞いて、部屋の作り、料理、値段を検討して選ぶのがいいでしょうね。

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